ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞

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ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞

1998年にユネスコと共同で、女性科学者の支援プロジェクトを創設。

ロレアルグループでは、現在、世界106ヵ国において、ユネスコと世界の女性科学者の業績を称え、同分野で活躍する女性たちの世界レベルでの更なる飛躍と地位向上を目的に、1998年に共同で女性科学者を支援するプロジェクトを創設しました。
同プロジェクトは、次の3つのカテゴリーがあり、プロジェクト1、2はいずれも世界規模で展開しています。全プロジェクトを通じて、これまでに1,300名以上の女性科学者が表彰されました。

1 「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」

世界の科学の発展に寄与した女性科学者の業績を称えるものです。日本からは、2000年度に日本の分子生物学の草分け的存在でDNAの不連続複製「岡崎フラグメント」で知られる岡崎恒子(名古屋大学名誉教授)、2005年度にアモルファス半導体および液体金属の先駆的理論とコンピューター・シミュレーションによる解明で米沢富美子(慶応大学名誉教授)、2009年度には世界で初めて、単一分子性 金属の設計と合成に成功し、分子性伝導体の開発研究への貢献により小林昭子(日本大学文理学部化学科教授、東京大学名誉教授)が受賞しています。さらに2013年度には、分子構造の左右性の違いが自然界に広く現れる左右性(キラリティー)現象に重要であることを明らかにし、アルツハイマーなどの神経変性疾患研究など幅広い応用研究にもつなげる多大な貢献を成し遂げた黒田玲子(東京理科大学総合研究機構教授、東京大学名誉教授)が受賞し、4人目の日本人女性科学者の受賞という快挙となります。
また、ロレアル‐ユネスコ女性科学賞の2008年の米国受賞者であるエリザベス・ブラックバーンと、欧州受賞者であるアダ・ヨナットが、それぞれ2009年ノーベル医学・生理学賞およびノーベル化学賞を受賞するという快挙を遂げています。

2 「ロレアル-ユネスコ奨学金」

博士課程または博士研究員レベルの若手女性科学者が、自国以外の希望する研究・教育機関で二年間研究できるよう奨励し、助成しています。

3「ロレアル-ユネスコ国内賞」

ロレアルグループでは、現在、世界60ヵ国において、同プロジェクトの理念を継承し、博士課程や博士研究員レベルの若手女性科学者が国内の研究・教育機関で一年間研究を継続できるよう奨励し、助成しています。

「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」について

「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、上記の3つめのカテゴリーに位置づけられるもので、ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社が日本ユネスコ国内委員会の協力のもと、2005年11月に創設しました。
博士後期課程に在籍あるいは、博士後期課程に進学予定の若手女性科学者が国内の研究・教育機関で一年間研究を継続できるよう奨励し、助成しています。これまでに28名の女性科学者が受賞しています。
2012年の創設7周年を機に、より積極的に啓発活動を推進すべく、女性科学者の公式記念日として「リケジョの日」を制定したほか、女性科学者や次世代のリケジョ(理系女子)たちが、女性として今後の長い研究人生を歩むうえでの“理想の姿”を表した「リケジョ 7つの誓い」を新たに発表しました。こうした取り組みを通じて、より多くの若い女性科学者を後押しするとともに、次世代に科学の楽しさやキャリアとしての無限の可能性を伝えていきます。

「ロレアル-ユネスコ女性科学者 特別賞」について

2010年に日本奨励賞創設5周年を記念し、日本ユネスコ国内委員会と共同で「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞―特別賞」を設立し、ロールモデルとして科学の発展に貢献した個人または団体を表彰しています。

2012年度の授賞式の様子はこちら!

第7回 2012年受賞者 第6回 2011年受賞者 第5回 2010年受賞者 第4回 2009年受賞者 第3回 2008年受賞者 第2回 2007年受賞者 第1回 2006年受賞者

第1回 2006年受賞者

物質科学

高峰 愛子 (たかみね・あいこ)

東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻
研究分野:原子核物理・原子物理
研究内容:高周波イオンガイドの開発 ― 不安定原子核の陽子・中性子分布測定に向けて

生命科学

野中 美応 (のなか・みお)

京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻
研究分野:神経科学
研究内容:神経のシナプスの成熟を調節するメカニズムの解明

佐々木 真理 (ささき・まり)

総合研究大学院大学 生命科学研究科 生理科学専攻
研究分野:膜電位感受性タンパク質、イオンチャネル
研究内容:新規膜電位感受タンパク質VSOPの生理機能の解明

第2回 2007年受賞者

物質科学

神谷 真子(かみや・まこ)

東京大学大学院 薬学系研究科 分子薬学専攻
研究分野:生体分析化学、ケミカルバイオロジー
研究内容:高感度蛍光プローブを用いた癌蛍光イメージング法の開発

作田 絵里(さくだ・えり)

北海道大学大学院 理学研究科 化学専攻
研究分野:光化学、機能性物質化学
研究内容:ホウ素を架橋コアとした分子系の創製とその光機能性の解明

三浦 陽子(みうら・ようこ)

名古屋大学大学院 理学研究科 物質理学専攻(物理系)
研究分野:固体物理学
研究内容:ハニカム格子系遷移金属酸化物の物性研究

生命科学

黒田 有希子 (くろだ・ゆきこ)

東京大学大学院 医学系研究科 脳神経医学専攻
研究分野:分子生物学
研究内容:破骨細胞分化におけるIP3受容体の役割と新規破骨細胞分化のメカニズムの解明

戸張 靖子(とばり・やすこ)

千葉大学大学院 自然科学研究科 多様性科学専攻
研究分野:神経行動学、神経内分泌学
研究内容:ジュウシマツの雌雄差を手がかりとした発声学習のための神経機構

第3回 2008年受賞者

物質科学

田中 奈津美(たなか・なつみ)

早稲田大学大学院 先進理工学研究科 化学・生命化学専攻
研究分野:有機合成化学
研究内容:抗癌剤の開発に貢献-抗腫瘍活性化合物(-)
FR182877の不斉全合成

南谷 英美(みなみたに・えみ)

大阪大学大学院 工学研究科 精密科学・応用物理学専攻
研究分野:物性物理学
研究内容:情報化社会の発展への寄与を目指して-“スピン”が生み出す多彩な物性

生命科学

大西 なおみ(おおにし・なおみ)

北海道大学 遺伝子病制御研究所 分子腫瘍分野
研究分野:分子生物学
研究内容:胃がんの新規予防法・治療法開発に貢献-ヘリコバクター・ピロリ感染を起点とする胃発癌機構の解析

覚道 奈津子(かくどう・なつこ)

関西医科大学大学院 医学研究科
高次機能制御系形成外科学専攻
研究分野:形成外科学
研究内容:再生医療の発展に貢献-ヒト脂肪組織由来幹細胞の分子生物学的特性解析とその臨床的意義

第4回 2009年受賞者

物質科学

海老根 真琴(えびね・まこと)

東北大学大学院 理学研究科
研究分野:有機合成化学、天然物化学
研究内容:天然由来の新規薬剤開発を目指して: 海洋天然有機化合物ブレベナールの効率的化学合成

大串 裕子(おおぐし・ゆうこ)

九州大学大学院 工学府 物質プロセス工学専攻
研究分野:生物化学工学、生体材料工学
研究内容:再生医療の発展に貢献: 乳ガン患者のクオリティーオブライフ向上を目指した乳房再建のための 脂肪組織体の構築

生命科学

岩井 玲奈(いわい・れな)

東京大学大学院 医学系研究科 神経機能解明ユニット
研究分野:神経科学
研究内容:視覚発達過程の理解に貢献: 左右の眼特異的な神経回路の形成における視床の分化過程解析

富田 文菜(とみた・あやな)

東京工業大学 フロンティア研究センター
研究分野:光物性、構造生物学
研究内容:新薬開発への応用に期待: タンパク質の反応過程観測 - 一酸化炭素結合型ミオグロビンの光解離配位子輸送過程直接観測

第5回 2010年受賞者

物質科学

富永 依里子(とみなが・よりこ)

京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 設計工学専攻
研究分野:電気電子材料工学、半導体工学
研究内容:周囲温度の変化に対して発光波長が変動しない光通信用半導体レーザの開発
社会的意義:一般家庭において、より高速かつ大容量な光通信の実現に貢献

中村 優希(なかむら・ゆき)

東京大学大学院 理学系研究科 化学専攻
研究分野:物理有機化学、触媒反応化学
研究内容:炭素-フッ素結合の活性化による新規合成反応の開発とナノサイエンスへの応用
社会的意義:抗がん作用を持つ新しい医薬や、高い発電機能を持った有機太陽電池の設計への応用に貢献

生命科学

野澤 佳世(のざわ・かよ)

東京大学大学院 理学系研究科 生物化学専攻
研究分野:構造生物学
研究内容:22番目の新規アミノ酸ピロリジンのタンパク質組み込み機構の解明
社会的意義:医療・工業に有用な新規タンパク質合成技術開発に貢献

依田 真由子(よだ・まゆこ)

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカルゲノム専攻
研究分野:生化学
研究内容:small RNAの作用メカニズム~small RNA医薬品の実用化に向けて~
社会的意義:癌などの疾患に対するsmall RNAの機能を利用した新しい医薬品開発に貢献

第6回 2011年受賞者

物質科学

植田 桐加(うえだ・きりか )

名古屋大学大学院 理学研究科 物質理学専攻(化学系) 伊丹研究室
研究分野:有機化学
研究内容:新触媒を用いた芳香環連結反応の開発と薬理活性物質や機能性有機材料の応用
社会的意義:医薬品や有機エレクトロニクス材料をより効率的につくる

竹原 由佳(たけはら・ゆか)

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 理学専攻 物理科学コース 奥村研究室
研究分野:粉粒体物理、ソフトマター物理、非平衡統計力学
研究内容:粉粒体における高速引きずり抵抗
社会的意義:産業や災害対策において重要となる"粉粒体力学"の基礎理論構築に貢献

生命科学

水沼 未雅(みずぬま・みか)

東京大学大学院 薬学系研究科 薬品作用学教室
研究分野:神経薬理学
研究内容:多ニューロンカルシウム画像法を用いて脳を新たな視点から解釈する
社会的意義:新薬開発、神経疾患医療の発展に貢献

森田 真規子(もりた・まきこ)

広島大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 細胞生物学研究室
研究分野:細胞生物学、分子生物学、生化学
研究内容:HeLa細胞内における微小管結合タンパク質ダイナミン2の機能解析
社会的意義:新規抗がん剤の開発に貢献

2011年度の授賞式の様子はこちら

第7回 2012年受賞者

物質科学

客野 遥(きゃくの・はるか)

首都大学東京大学院 理工学研究科 物理学専攻 ナノ物性Ⅰ研究室
研究分野:物性物理学
研究内容:水のナノサイエンス―微細な空間に閉じ込められた水の構造と性質の研究
社会的意義:生体内における水の役割の理解や、海水を真水にする新しい薄膜などの開発に貢献

工藤 まゆみ(くどう・まゆみ)

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 理学専攻 化学・生物化学領域 棚谷研究室
研究分野:構造有機化学
研究内容:人工分子によるらせん構造の構築と化学的性質の解明
社会的意義:DNAやタンパク質にみられるらせん構造を模倣した人工のらせん分子の創製に貢献

生命科学

髙田 朱弥(たかた・あけみ)

東京大学大学院 医学系研究科 消化器内科学
研究分野:消化器疾患の分子生物学
研究内容:マイクロRNAの機能に関わる因子に異常が起きると、癌になりやすくなる?
社会的意義:肝臓癌の発癌原因を解明し、癌予防法の開発や新規治療に道を開くことに貢献

中泉 敦子(なかいずみ・あつこ)

大阪医科大学大学院 医学研究科 眼科学教室 卒業
北大阪警察病院 眼科(2012年4月より)
研究分野:網膜虚血性疾患
研究内容:網膜虚血性疾患と網膜毛細血管傷害
社会的意義:糖尿病網膜症を始めとする網膜虚血性疾患の病態解明に貢献

特別賞

茨城県立水戸第二高等学校

担当部門:茨城県立水戸第二高等学校 数理科学同好会
活動目的:積極的に世界を目指す女性科学者育成の基盤づくり
受賞理由:学校全体で世界を目指す女性科学者の育成に取り組み、新たな科学現象「BZ反応」の発見など、研究を続ける生徒たちの情熱を評価

2012年度の授賞式の様子はこちら

会社概要

ブランド

リサーチ & イノベーション

CSR・環境活動

  • ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞
  • 2012年度 授賞式
  • 2011年度 授賞式
  • HAIRDRESSERS AGAINST AIDS
  • 100 LOVE HANDS
  • 環境活動
  • 日本ロレアル東北復興支援活動
  • 石巻市HANA荘推進プロジェクト
  • 「美容師の力」プロジェクト